プレーニングの向こう側
プレーニング・・・とはボードが海面の上をほんの少ない接点で滑走する状態をいいます。
感覚的には・・・・跳ねるように滑る・・・・そんな感じでしょうか。
でもこの感覚は、とても麻薬的なものです。
一度これを味わうと、その感覚が忘れられなくなり、なんとか「再現」したいと
いつ吹くかわからない風を待つようになるのです・・・・。
ボードと足が繋がっているのはストラップです。
腕と体でセイルを支え、足は例えるならオートバイのサスペンションです。
強風の海は荒れたダート状態となり、サスペンションの足は常にフル稼働です。
時に波の背中から空中に飛び出します。
スピードを殺さずに着地できれば、再びそのまま荒れた海を滑走します。
セイルはエンジンです。
風のパワーを感じたとき、グッとそれを吹き込めばボードのスピードは上がります。
強風で耐えられないような状況でも、堪えて、堪えて引き込めば、グングンとスピードは
あがります。
そんなとき、もう頭の中は真白!です。
プレーニングを知ったあなたは、もうウィンドの世界から抜け出すことはできません。
幸運にも、そして不幸にも・・・・・。
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by umitomowind | 2008-07-26 01:49 | ウィンド